中学受験の素朴な疑問

首都圏中学受験についての推察や疑問を書き散らしています。

採点基準

私立中学校の入試の採点基準は学校によって違います。

 

総合点で順位付けをする塾の模試とは異なります。

配点を出していない中学もあります。

教科による足切りがあると噂されている学校もあります。

 

受ける側が出来る対策としては、極端な不得意科目を作らないこと。

中学受験は山登り

志望校の入試の日に必要なレベルに到達できるかが勝負。 現在位置からその場所までどのように歩みを進めていけるかという戦略を立てなければなりません。 大手受験指導塾は有名なルートにベテランの案内付きというイメージでしょうか。 あまりにパーティの人数が多いのでクラス分けをして時間差で登る。 出発が遅いパーティに入れられてしまうと登頂も難しい。 関東でも先取りや飛び級を謳っている塾があるが 塾のカリキュラムは個々の塾独自のもの。 それに意味があるのかは疑問。 どんな進度にせよ、カリキュラムをきちんとこなしていき合格に必要なレベルになればいい問題なしであるはず。 塾なしでも最難関に合格しているお子さんは 親御さんが合格レベルをきちんと見極め わが子にあった進め方をしたから。 塾に通うよりも効率が良い方法であるといえます。 情報収集力や分析力があれば可能ですが 判断を誤ってしまった場合のリスクも大きい。 そこで、一般的には多くの登山者を登頂に導いたルートを確立したノウハウに頼るということになります。

SNS時代の中学受験

個人が情報発信する時代。

今さら言わなくてもいいくらい玉石混交。

 

成績を書き込んでいる方もいますが、

全てが事実ではないというのが現実。

もちろん、正直に書くと、データを持っている塾関係者にはバレています。

凄い方だと、我が子ではないお子さんの成績をアップしていたこともありました。

いちいち気にしていては大変です。

学生時代の試験前、俺全然勉強やってないからというやつが高得点。

試験あるあるです。

 

中学受験、一歩先は闇です。

どんなに順調なお子様でも、まさかの不合格はつきものです。

受験学年なら正直に結果を書いているならば、ドキュメンタリーの要素もあって楽しいかもしれないですが……。

しかし、努力の仕方、使っている参考書などに関しては少しフェイクがかかっています。

そういう意味ではフィクション。

 

ここからが、本当に注意していただきたいのですが、中学受験はやらせ過ぎても潰れる事があります。

ネット情報に振り回されて、あれもこれももは危険です。

優秀なお子様の勉強法を全て開示していたとしても、参考程度と捉えてはいかがでしょうか。

 

本当に勉強法に困っているなら、対価を支払って、プロから入手した方が良いと思われます。

 

低学年からの受験準備で気をつけること

塾通いの低年齢化。

4年スタート時点で校舎が新規はとらないという加熱ぶり。

 

低学年のカリキュラムと四年生からのカリキュラム直結していますか?

低学年のカリキュラムの連続性が感じられません。

結果、組み分けで最上位クラスに低学年からの通塾組はほとんどいません。

 

算数に関して、先取りすれば、なんとかなるとうたう専門塾もありますが、

先取りをしたから、成績が上位になっているのではなく、先取りに耐えられる子どもが賢いお子さんであるという事なのです。

万人に有効ではない手法です。

 

四年生の夏を過ぎるあたりから、先取り効果がなくなり、難易度が上がって来る頃に、我が子は算数が得意なわけではなかったらしいと気づく親御さんがチラホラでてきます。

 

思考系算数塾で算数オリンピックのキッズビーで決勝に残ったからといって、得意だとおもうの早すぎます(この数年はレベルを落としています)。

高学年で難関入試の過去問がスラスラ解ける様になるまでは、うちの子算数得意ですと言うのは控えましょう。

 

塾に低学年から通ったからと言っても、上位にはなりませんが、

何もせずに四年生から通塾した場合は上位になれないどころかついていけないという事態に陥ります。

 

低学年は親がしっかりと家庭学習を管理し、学習習慣づけを行い、様子を見て算数は、可能ならば先に進むというのが良いかもしれませんね。

 

 

 

社会を舐めると難関校は厳しい

難関校の社会がこの数年難化しているように感じます。

算数が合格のキーになる時代はそろそろ終わりかなと感じます。

算数に時間をかけて良いのは3年生までというのが最近の結論。

先取りではなく能力を上げれば、後退しないので、あとは錆びないようにメンテナンスするだけ。

 

それよりは、社会です。

学習指導要領無視できます。

何故なら日本に生きている限り身につくだろう常識を問えるからです。

詰め込みは無理です。

どのような日常を送ってきたのかが透けて見えます。

常識を問われたら、日々の積み重ねではないと、対応できません。

難関男子校を受けたい家庭は父親とのコミュニケーションを見られています。

たぶん長い目で見て、思春期や職業選択をスムーズにいかせるには同性の親の力が必要だというメッセージだと思います。

 

あなたの家庭は常識的な生活を送れていますか?

基礎問題だけ落とす子

最近、相談された案件で、算数のテストで計算問題だけ落とすという四年生のお子さん。

基礎問題をやりたがらず、塾の宿題もやらないとのこと。

お母様は難問が解けているのでと言っています。

 

かなりまずいです。

学習時間も少ないようすです。

もちろん、物理的な時間はかけているようですが、算数にかぎらず、好きなことしかしていない。

自習室にいる時間が長いからといっても意味がありません。

 

中学受験はコツコツ出来る真面目さがないと厳しいです。

それは学習が習慣化されている子を中学が望んでいるから。

 

四年生の難問は六年生の標準問題です。

 

わが子は天才だからと思うのは、幻想です。

 

愚直に頑張らせるのは、悪くないですよ。

受験学年以外の高難易度模試

塾に通いはじめたばかりの学年でも、高難易度を謳った模試があります。

高難易度に惹かれて受ける方も多いと思いますが、その模試の成績は今後を占うという意味は全くありません。

 

いくら高難易度と言っても、学年相当のと言ったレベルであり、入試レベルではありません。

どうしても難易度を上げたい方は飛び級で、難関校の冠模試を受ける方がまだ良いのではないかと思います。

 

これは、算数オリンピックのキッズビーと算数オリンピックが別ものであると言えばお分かりになるでしょうか?

キッズビーはこの数年予選通過の門戸が広くなっています。

ファイナリストがたくさんいますが、きちんと準備をすれば決勝進出は可能です。

ジュニア算数オリンピックになった途端、なかなか決勝に行き着かなくなります。

さらに算数オリンピックとなれば、努力すれば通過できるというレベルを遥かに超えます。

 

受験学年以外で、いたずらに大手塾の模試で難易度を上げたとしても、それは中学受験には直結しません。

あくまで学年相当を意識しており、残念ながら、入試レベルには達していないのです。

まだ、塾が通いを始めたばかりのお子さんにとっては、勘違いや油断を引き起こすきっかけになってしまうことさえあります。

 

受験学年まではあまり順位を気にすることなく、

入試問題のレベルに学力を上げることに注力していただきたいものです。

塾のコマ数も増え、周りの本気度が上がってはじめて模試は意味のあるものになります。

 

今後の入試傾向としては、算数の難問化は治る傾向にあると推察されます。

小さいうちから難問が好きというお子さんで、興味がないものは勉強したがらないならば、この数年では、あまり良い結果にはならない例の方が多いです。

バランス型の賢い子を難関私立は望んでいるのではないかと思うくらいです。

何かに突出した才能をお持ちのお子さんには辛い傾向かもしれません。

 

目先の順位で自己満足し、まさかの不合格にならないようにコントロールしていくのが、

周りの受験に関係する大人の役割だとかんがえます。